睡眠時無呼吸症候群について
睡眠時無呼吸症候群は睡眠中に断続的に無呼吸をくり返し、その結果日中の眠気などの種々の症状を呈する疾患です。睡眠時無呼吸症について、説明します。
症状としては、次のようなものがあります。
  • 大きないびき
  • 日中の眠気(いくら寝ても、寝たりない感じがすることもあります、成人で8時間睡眠が必要なひとはチェックが必要です。)
  • 睡眠中の多動(手足を激しく動かしたり、激しい寝返り、突然起き上がったりする)
  • 夜間多尿、夜尿症
  • 早朝の頭痛(睡眠中十分な呼吸ができないため、酸素不足のため頭が重い感じがする。)
  • 性格変化(苛立ち、抑うつ気分、意欲低下、焦燥感)
  • 不眠
  • 夜間の窒息感
  • その他(逆流性食道炎、インポテンツ、発汗)

主な症候

  • 肥満
  • 多血症
  • 高血圧
  • 不整脈
  • 肺高血圧、右心不全
  • 発育、成長障害

治療法---------------

  • 経鼻式持続陽圧呼吸(ncpap):器械により鼻から空気を送り込む装置、医科で使われる
  • 口腔内装具、オーラルアプライアンス、マウスピース,(スリープスプリント);歯科で製作される
  • 肥満に対する減量
  • 禁酒
  • 睡眠薬の中止、変更
  • 横向きに寝る
  • 基礎疾患の治療
  • 薬物療法
  • 酸素療法
  • 外科手術
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     スリープスプリントの効果のある人---------------

    テスト法;仰向けに寝た状態で軽く口を閉じ鼻で息をしてみます。つぎにその状態から下顎を2、3ミリ突き出してみて呼吸が楽になるようでしたら、スリープスプリントの効果があります。

     


    仰向けになると、舌と下顎が重力に

    引かれます。眠りが深くなり舌を支える舌筋が弛緩すると、舌根部と口蓋垂が気道を塞ぎ無呼吸を引き起こし、その結果睡眠が中断され、目をさまします。目をさますと舌筋が緊張し舌が上方に移動し気道が広がり呼吸が普通になり、また睡眠に入ります。このサイクルを何回もくり返し、深く長く眠れない状態が起きます。従って、いくら寝ても、足りない感じが残ります。歯並びの異常から、舌、顎回りの筋肉に疲労が蓄積して、こういう現象を引き起こす場合もあります。

     

     

    マウスピースを装着後の空気の流れの図です。

    経鼻式持続陽圧呼吸装置に比べ小型で装着が簡単なため旅行、出張の多い人、髪の毛の乱れを気にする人に適していると思われます。機械の音が気になることもありません。

    自発呼吸なので、自然な呼吸ができます。無音で、髪の毛の乱れもありません。

    製作は歯型を採取して、5〜7日後、装着となります。一人づつのハンドメイドのため製作に時間がかかります。髪の毛一本が入っても気になる、繊細な口腔内に入れますので、装着後数回、調整の必要がある場合があります。マウスピースの種類は3種類ありますが、現在お勧めなのが、上下が別々でバンドでつながったタイプです。ドイツ製です。上下のマウスピースを固定していないので、左右に寝返りをしても顎関節に無理がかからない設計です。

    現在の所、装置は保険適応外ですと。製作費用は3万円で、1年で計算すると、3000円/月 弱になります。2004.4より保険請求ができるようになりましたが、保険請求するためには、医師の紹介状か依頼状が必要です。中枢性の睡眠時無呼吸症の人(無呼吸症候群の10パーセント)は歯科装具は効果がありませんので、ポリソノグラフという睡眠中の無呼吸を検査する設備のある病院で検査をされたのち歯科装具を作られることをお勧めします。

    重症の無呼吸症候群の方の第一選択は経鼻式持続陽圧呼吸装置となっています。旅行、出張の多い人、お子さんや、配偶者の人と一緒にお休みの人には音のしないこのマウスピースがおすすめです。

     

     

     

     

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